20代年収300万円台OLの老後資金戦略Ver1.0
おはようございます、まどかです。本日は私の老後資金戦略についてお話します。
結論は、NISA口座で1年間120万円分積立、その後21年間はつみたてNISAで毎月3.333万円積立、定年後に必要となったときに引き出すという戦略を立てています。
老後資金を準備するようになった理由
2019年に話題になった老後2,000万円不足問題がきっかけです。老後2,000万円問題とは、ざっくり言うと、高齢夫婦無職世帯の平均的収支は毎月の赤字額は約5万円となっているため、その不足額は、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円となるというものです。*1
この報告書で老後資金を貯めなくては、と思い立った人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。この2,000万円という金額はあくまで平均値のため、全員が必要な金額という訳ではありません。しかし、年金平均受給額も減っている中、年金とは別にある程度は自分で備えておきたい、その一つの指標として2,000万円貯めたいと思うようになりました。
20代年収300万円台OLの老後資金戦略
老後資産を準備するにあたって検討したのが、非課税口座(一般NISA・つみたてNISA)を活用することです。具体的には以下の条件で積立のシミュレーションを行いました。
非課税口座(一般NISA・つみたてNISA)を活用した積立シミュレーション
《前提条件》
・現在29歳、65歳定年予定
・2021年は一般NISAにて120万円積立
・2022~2042年(つみたてNISA終了時)まではつみたてNISAにて全世界株式インデックスを月3.333万円積立
・投資リターンは年3%と仮定
・65歳までは引き出さない
すると、以下のとおりのシミュレーション結果となりました。
65歳時点で2,134万円という資産結果となりました!
年3%のリターンというのは、全世界株式のリターンとしては控えめな見積リターンですので、十分再現性があるかなと個人的には思っています。
20代年収300万円台OLの老後資金戦略
先程のシミュレーション結果を受け、以下のとおり資産を積み立てていく予定です。
・2021年は一般NISAにて120万円積立 ←達成済
・2022~2042年まではつみたてNISAにて全世界株式インデックスを月3.333万円積立
・定年退職時まで引き出さない
同老後資金戦略の注意点
元本が減るリスクも有る
今回のシミュレーションでは一律年3%のリターンで計算しています。いくら全世界株式インデックスにしては低い見積リターンとはいえ、投資である以上、それ以上のリターンとなる可能性もあれば、それ以下のリターン、更には元本割れするリスクもあります。そのため、あくまで余剰資金で積み立てを行っていく予定です。
そもそも老後資産がいくら必要か現時点ではわからない
冒頭でも述べたとおり、2,000万円が不足するのは平均的な高齢夫婦無職世帯であり、各人の生活スタイルによって必要額が異なります。また、昨今めまぐるしく変化している社会情勢を鑑みると、現時点で想定できない支出が出てくるかもしれません。
そのため、老後資金はいくら準備すれば絶対大丈夫、というものではありません。しかし、老後のために何も準備しないというのも心配性の私からすれば不安です。そのため、毎月一定額を積み立てていくことで、老後不安から解放される、この目的の方が私にとっては大きいです。
老後資金準備と並行して生活費を削減しています
そもそも生活費が低ければ老後に必要となる資金も減りますよね。そのため、定期的に支出の見直しを行っています。日々の生活の満足度が減少しない範囲で、今後も引き続き改善していきたいなと思っています。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
*1:令和元年6月3日 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf